- 海外旅行中のインターネット接続方法を知りたい方
- 現地SIM・eSIM・Wi-Fiルーターの違いをわかりやすく理解したい方
- 自分の旅行スタイルに合った通信手段を選びたい方
- 初めての海外旅行でも快適にネットを使いたい方
海外旅行に行くとき、「スマホのネット環境ってどうすればいいの?」と迷う人は多いはず。地図の確認や翻訳アプリ、SNSの利用、チケットの表示など、ネットが使えないと不安を感じる場面はたくさんあります。
海外で利用できる通信手段には、eSIM・現地SIM・Wi-Fiルーター・ローミングなどがありますが、仕組みや費用はさまざま。手段はたくさんあるけれど、違いがわかりにくくて選びづらいのが実情です。
この記事では、初心者の方でも迷わず選べるように、各通信手段の特徴や注意点、オススメできない方法を整理しました。あなたの旅行スタイルに合う、ベストな通信手段を見つけましょう。
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海外でネットを使う4つの手段と判断基準

海外でネットを利用する代表的な手段は、eSIM・現地SIMカード・モバイルWi-Fiルーター・ローミングの4つ。快適な通信環境は、この4つのいずれかを選択しましょう。
※ なお、現地携帯レンタルやフリーWi-Fiも通信手段として考えられますが、通信品質や安全性の面からおすすめできません。
手段①:eSim
スマホ本体にあらかじめ内蔵されたSIMを使う方法です。物理SIMの抜き差しが不要で、ネットから購入→QRコード読み取り→即利用という流れで使えます。1GBあたりの金額は300〜900円とコスパも良好です。
メリット
- 物理SIMよりコストが安い(数百円〜/日)
- オンラインで購入・設定が完了
- 即日開通&空港でSIMを探す手間が不要
- 複数国対応プランもあり、周遊旅行に便利
注意点
- eSIM対応端末であることが必須(iPhone XS以降など)
- SIMロック解除が必要な場合あり
- すべて自己設定なので操作に自信がない人は不安感あり
設定方法
- スマホがeSIM対応か確認
- 渡航先・日数・データ量に応じてeSIMプランをネットで購入
- QRコードを読み取り、モバイル通信設定に追加
- 渡航後に「モバイルデータ通信」+「ローミングON」にすれば利用可能
手段②:現地SIMカード
現地で使えるプリペイドSIMカードを、使っているスマホに差し替えて使う方法です。現地の空港やコンビニで購入するのが一般的でしたが、最近はネット(Amazon)や日本の空港で事前に購入できることも増えています。1GBあたりの料金はおおよそ150〜400円です。
メリット
- コストが安い(数百円〜/日)
- 現地の通信網なので速度も安定・長期滞在に向いている
- 差し替えるだけで利用可能
注意点
- スマホがSIMロック解除済みであることが必須
- SIMの入れ替えに慣れていないと少しハードルが高い
- 設定(APNの入力など)が必要な場合あり(Androidの場合)
設定方法
SIMを差し替えるだけで利用可能。ただし、一部の端末(Android)は「APN情報」を手入力する必要があることも。
手段③:モバイルWi-Fiルーター
ポータブル型のWi-Fiルーターをレンタルし、Wi-Fiルーターでインターネット接続する方法です。1台のルーターで複数端末を同時に接続できるのが大きな特徴です。レンタル金額は、1日あたり約520〜1,490円(1GB目安)、無制限プランは690〜2,100円前後が相場です。
メリット
- 複数人でネットを共有できる(家族・友人旅行に◎)
- 通信速度・安定性が高い
- 細かな設定が不要
注意点
- 毎日持ち歩く必要がある
- 充電が切れると使えない
- 返却手続きが必要(紛失リスク)
レンタルの流れ
出発前にWeb予約 → 自宅や空港で受け取り → 渡航後にルーターの電源を入れて、SSIDとパスワードで接続。帰国後は返送または空港で返却。
手段④:ローミング
各キャリアの「海外パケット定額」や「ローミングプラン」を利用する方法です。たとえばドコモのahamoなら、追加料金なしで82の国・地域で利用可能です(月20GBの上限内)。大手キャリアでは、24時間あたり980〜1,200円(3GB前後)が相場です。
メリット
- 普段のスマホをそのまま使える
- SIM入れ替えや設定不要
- LINEや地図、翻訳アプリもスムーズ
注意点
- プランによっては料金が高め(1日1,000円以上など)
- 通信量には上限がある(超えると速度制限)
- 格安SIMは海外非対応(UQモバイル、Y!モバイルなど)
設定方法
事前に各社サイトからローミングオプションを確認しておき、現地到着後に「モバイルデータ通信」と「データローミング」をONにすればOK。
オススメしない手段①:現地携帯レンタル
通話・SMS専用の携帯電話をまるごとレンタルして使用する方法です。通話用途を想定したサービスが中心で、データ通信速度は遅く料金も割高で、ネット重視の旅行では選ぶメリットがほとんどありません。選択肢からは外してしまいましょう。
オススメしない手段②:フリーWi-Fi
空港・ホテル・カフェなどで利用できる無料Wi-Fiを利用する方法です。通信が不安定で接続できない場所が多いほか、セキュリティリスク(盗聴・情報漏えい)が高くなります。
また、Wi-Fiスポットを探さないとネットに繋がらないため、緊急時にすぐ対応できないという問題もあります。利用する場合は、ログイン不要の公衆Wi-Fiを避け、一時的な補助的手段にとどめましょう。
それぞれの特徴
海外旅行中に利用できる通信手段には複数の選択肢がありますが、それぞれに価格・設定の手軽さ・通信安定性・サポート体制・携帯性(持ち運びやすさ)といった特性上の違いがあります。
ここでは、代表的な4つの手段(現地SIMカード・eSIM・モバイルWi-Fiルーター・ローミング)を比較し、旅行者が重視すべき点から整理します。
| 通信手段 | 料金水準 | 設定の手軽さ | 通信安定性 | サポート体制 | 携帯性 |
|---|---|---|---|---|---|
| eSIM | ◯ 中程度(プランにより異なる) | ◯ アプリで完結 出発前に準備可能 | ◎ 現地回線で高品質 | ○ 日本語対応アプリ・サポートあり | ◎ 持ち運びなし |
| 現地SIMカード | ◎ 最も安価(現地価格) | △ 現地で購入・設定が必要 | ◎ 現地キャリアの品質で安定 | △ 店舗により異なる(英語対応多め) | ◎ 持ち運びなし |
| モバイルWi-Fiルーター | △ やや高い(レンタル費用あり) | ◯ 電源を入れるだけで利用可能 | ○ 安定しているが場所により差あり | ○ レンタル会社のサポートあり | △ ルーターの持ち運びが必要 |
| ローミング | × 高め(定額制でも割高) | ◎ 設定不要ですぐ利用可能 | △ 国や地域によりばらつきあり | ◎ 日本のキャリアが一括対応 | ◎ 持ち運びなし |
| 通信手段 | 料金 | 設定の難しさ | 通信の安定性 | サポート | 携帯性 |
|---|---|---|---|---|---|
| eSIM | ◯ | ◯ | ◎ | ○ | ◎ |
| 現地SIM | ◎ | △ | ◎ | △ | ◎ |
| モバイルWi-Fi | △ | ◯ | ○ | ○ | △ |
| ローミング | × | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
それぞれの特徴と向いている旅行タイプを一言で整理すると次のようになります。
- eSIM:スマホだけで完結。事前準備ができて、初めての海外旅行にも向いている。
- 現地SIMカード:通信品質が高く、長期滞在や節約派にオススメ。現地での購入に少し手間がかかる。
- モバイルWi-Fiルーター:グループ旅行向け。設定は簡単だが、持ち運びや充電が必要。
- ローミング:最も手軽で確実に繋がるが、費用面でデメリットも。
あまり悩みたくない方へ
重視するポイントからサクッと選びたい方は、以下を参考にしてください。
- 価格を抑えたい ⇒ 現地SIMカード
- 手軽さを重視したい ⇒ eSIM または ローミング
- 複数人で使いたい ⇒ モバイルWi-Fiルーター
- トラブル時も安心したい ⇒ eSIM または ローミング
まとめ
- 手軽さ重視 → eSIM or ローミング
- コスパ重視 → 現地SIM
- 2人以上 → Wi-Fiルーター
海外で安定して通信するためには、eSIM・現地SIMカード・モバイルWi-Fiルーター・ローミング のいずれかを選ぶのが現実的です。
ちなみに、私は docomoの「ahamo」 を利用しています。事前の手続きや追加料金が不要で、海外到着後すぐに最大20GBまで使えるため、とても便利です。
旅行タイプ別のオススメ

海外旅行の目的や日程、同行者の有無によって、最適な通信手段は異なります。ここでは、代表的な旅行スタイル別に、どの方法が最も現実的で快適かを整理します。
「自分はどのタイプに当てはまるか」を意識しながらご覧ください。
初めての海外旅行・短期滞在(3〜5日程度)
オススメ手段
eSIM または ローミング
理由
出発前に準備が完結し、設定も簡単なため、初めての海外でも安心して利用できます。eSIMは事前にアプリから購入・登録しておくと、現地での設定作業も不要です。
ローミングはキャリア設定を有効にするだけで利用可能で、一番手軽です。ただし料金はやや高め。それでも短期旅行であれば通信量が限られるため、コスパを考えると許容範囲となるケースが多いでしょう。
複数の国を訪れる周遊旅行
オススメ手段
eSIM
理由
eSIMは複数国対応プランが多く提供されており、国をまたぐ際にSIMを差し替える手間を省略できます。国ごとの設定変更が不要なため、移動が多い周遊型の旅行でも通信が途切れにくく、非常に効率的です。
1週間以上の中・長期滞在
オススメ手段
現地SIMカード
理由
長期滞在では、通信費を抑えることが重視されます。現地で購入するプリペイド式SIMカードは、他の手段に比べてデータ容量が多く、料金が安価です。
現地でSIMカードを購入する場合は、英語でのやり取りや設定が必要となる可能性があります。手続きに慣れていない方は日本で購入・設定を済ませておきましょう。
家族旅行・友人とのグループ旅行
オススメ手段
モバイルWi-Fiルーター
理由
1台で複数の端末を同時に接続できるため、グループ旅行では最も効率的です。1人あたりの通信費も割安になり、通信範囲内であれば誰でも利用可能です。
ただし、機器のバッテリー管理や持ち運びが必要なため、荷物を増やしたくない方には不向きな場合もあります。
ビジネス出張・現地での業務利用
オススメ手段
eSIM または ローミング
理由
通信の安定性や即時対応が求められるビジネスシーンでは、確実に接続できる手段が重視されます。eSIMはデータ回線を現地事業者に切り替えることで通信品質を確保でき、ローミングは国内キャリアを通じたサポートを受けられる点で信頼性が高いといえます。いずれも緊急時のトラブル対応が容易で、安心して業務に集中できます。
選び方のまとめ
| 旅行タイプ | オススメ手段 | 理由 |
|---|---|---|
| 初めての海外・短期旅行(1〜6日) | eSIM ・ ローミング | 準備が簡単で設定不要。安心感が高い。 |
| 複数国周遊 | eSIM | 国境を越えても継続利用できる。 |
| 長期滞在 (1週間以上) | 現地SIMカード | データ容量が多くコストを抑えられる。 |
| 家族・友人との旅行 | モバイルWi-Fiルーター | 1台で共有でき、費用を分担可能。 |
| ビジネス・出張 | eSIM ・ ローミング | 通信の安定性・サポート体制が優れている。 |
旅行のスタイルによって最適解は変わります。迷ったら、「短期ならeSIM」「長期なら現地SIM」「複数人ならWi-Fiルーター」を基本に考えるとスムーズです。
旅行スタイル別に整理して、「自分に最も合う通信手段」を具体的にイメージしていきましょう。
料金で比較してみよう

通信手段を比較するときは、見た目の金額だけで判断せず、「1人あたり・1日あたり」 の費用で考えるのがポイント。本当のコスパを比較して、自身の旅行スタイルに合っった方法を見つけましょう。
通信費の目安(1人1日あたり)
| 通信手段 | 料金目安 (1人あたり/日) | 備考 |
|---|---|---|
| eSIM | 約300〜900円 | 7日間5GBプランで2,000〜3,500円ほど。出発前に準備できる安心感。 |
| 現地SIMカード | 約150〜400円 | 現地価格で購入。長期ほど割安。データ容量が多いほどお得。 |
| モバイルWi-Fiルーター | 約600〜900円(1台) 3人利用なら200〜300円/人日 | 共有でコスパ上昇。グループ旅行で特に有利。 |
| ローミング | 約980〜2,980円 | 手軽さ最上位だが割高。短期・緊急時限定で使うのが現実的。 |
コスパを見極める3つの視点
視点1 滞在日数
1週間未満なら「手軽さ」優先でeSIMかローミングがオススメ。1週間以上なら「料金」優先で現地SIMがオススメ。
視点2 人数
2人以上なら共有できる手段を検討。モバイルWi-Fiなら割り勘でお得、かつ手間も半減。
視点3 現地での使い方
現地でSNS・地図・翻訳中心なら、〜5GB/週を目安に手軽なeSIMがオススメ。動画をよく見るなら10GB〜/週を目安に現地SIMがオススメ。
まとめ:1日あたりの1人分料金は大体同じになる
料金を「1人×1日」で比べると、実はどの手段も大きな差はありません。重要なのは、どの条件で最もストレスが少ないかという視点です。自分の旅行スタイル(期間・人数・使い方)を踏まえて、最適なコスパを見極めましょう。
出発前の準備チェックリスト
海外で快適に通信を行うためには、出発前にいくつかの確認や設定を済ませておくことが重要です。事前手続きが不十分な場合、現地で通信ができない・回線を切り替えられないといったトラブルが発生することも。
以下の項目を順に確認しておきましょう。
- SIMロックの解除【eSIM、物理SIM】
- 対応周波数の確認【eSIM、物理SIM(特にAndroidユーザー)】
- モバイルバッテリー準備【モバイルWi-Fiルーター】
- ネットが繋がらなくなったときの備え【全て】
SIMロックの解除
2021年以前に通信会社(docomo・au・SoftBankなど)でスマートフォンを購入した場合、契約している通信会社のSIMロックが有効になっている可能性があります。
このロックが残ったままでは、現地SIMカードやeSIMを利用できません。旅行前に必ず、各キャリアの公式サイトまたは店頭で「SIMロック解除」の手続きを行いましょう。
なお、2021年以降に発売されたスマートフォンの多くは、初期状態でSIMフリー(ロック解除不要)です。自分の端末がSIMロックされているかどうかは、以下の方法でチェックできます。
- iPhone:[設定]→[一般]→[情報]→「SIMロック」の欄を確認
- Android:[設定]から「SIMロック状態」または「ネットワークロック」を確認
SIMロックの具体的な解除方法については、【J:COM】SIMロック解除とは?今のスマホを他社でも使いたい時に知っておくべきことを解説を参考にしてください。
対応周波数(バンド)の確認
スマートフォンは、機種ごとに通信に利用できる周波数帯が決まっています。また、国や地域のキャリア(docomoやauなど)によっても使用している周波数帯が異なります。
自身のスマートフォンが、渡航先のキャリアの主要な周波数帯に対応しているかを確認しましょう。対応していない場合、現地で通信が不安定になったり、接続できなかったりする可能性があります。
使用端末がiPhoneであれば基本的に問題ありません。Androidの方は必ず確認しておきましょう。確認方法は以下のとおり。
- 「渡航先国名+周波数(またはバンド)」で渡航先のバンドを確認
- 「機種名+周波数(またはバンド)」で自身の機種の対応バンドを確認
- 調べた2つのバンド帯が合っているか確認する
渡航先がメジャーな旅行先であれば、【海外携帯ICHIBA】周波数を参考にしてください。
モバイルバッテリーの準備
モバイルWi-Fiルーターを利用する場合、ルーターの充電が切れると全員通信できなくなります。また、スマートフォン本体もナビ・撮影・翻訳などでバッテリー消費が通常より激しくなる傾向にあります。
十分な容量のモバイルバッテリーを携行し、常に充電可能な状態を維持しておきましょう。
現地でネットに繋がらなくなったときに備える
万が一通信が途切れた際に備え、渡航前に次の準備を行っておきましょう。
- 購入したeSIMやWi-Fiルーターのサポート窓口(メール・チャット等)を紙で控えておく
- 緊急時用にオフライン地図アプリ(Google Mapsのオフライン機能等)をダウンロードしておく
海外でネットを使うための契約・利用の流れ

通信手段を決定したあとは、実際に利用するための契約・設定・利用の流れを確認しておきましょう。ここでは、eSIM・現地SIMカード・モバイルWi-Fiルーターの3つについて、基本的な流れを紹介します。
代表的な手順を示しています。実際に利用する際は、各契約事業者の案内を必ず確認してください。
eSIMを利用する場合
eSIMは、出発前にアプリまたは公式サイトから購入・登録できるのが特徴です。SIMカードを差し替える必要がなく、スマートフォン1台で完結します。
eSIMに対応している機種かどうかを、事前にメーカーまたはキャリアの公式サイトで確認します。iPhone、Pixel、Galaxyなどの主要モデルは多くが対応しています。
また、SIMフリーの携帯じゃないと使用できませんので、そちらも確認しておきましょう。
旅行先の国や地域を選択し、データ容量・利用期間を指定して購入します。
代表的なeSimサービス提供会社
- Airalo(エラロ)…200以上の国や地域に対応 プランの選択・購入画面が見やすい&使いやすい
- World eSim(ワールドイーシム)…データ容量が0.5GBから選択可能 日本の会社で東証プライム上場
- Holafly(オラフライ) …1日単位での無制限プランが選べる
購入完了後に発行されるQRコードをスマートフォンで読み取るか、コードを直接入力してeSIM情報を端末に登録させます。
なお、最近は各社専用のアプリからeSIMを登録する方法が主流になっています。
渡航先に到着したら、「設定」→「モバイル通信」からデータ通信回線をeSIMに切り替えます。切り替え後、数秒で現地ネットワークに接続されます。
現地SIMカードを利用する場合
現地SIMカードは、旅行先で販売されているプリペイド式SIMを購入し、スマートフォンに挿入して利用する方法です。通信コストを抑えたい方に最適ですが、手続きや設定に一定の慣れが必要です。英語での案内が不安な場合は、事前に主要フレーズをメモしておきましょう。
購入したSIMカードは、購入方法によって受け取り場所が異なります。現地購入の場合はその場で受け取り、ECサイトで購入した場合は空港受け取りや自宅への郵送など、複数の受け取り方法から選べます。
購入時に、旅行日程に合った受け取り方法を選択しておきましょう。
SIMカードを挿入し、データ通信を「現地SIM」に切り替えれば通信が開始されます。なお、SIMや機種によってはAPN設定を求められることがあります。設定が必要な場合は、案内用紙に従って設定しましょう。
設定方法例
- Android:「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→APN情報を入力・保存
- iPhone:プロファイルインストールまたは手動入力
APN設定の方法については、APN設定とは?必要なときやAndroid・iPhone別の設定方法【PUPURUメディア】を参考にしてください。
SIMカードを取り外し、再び日本の回線に戻します。不要になったSIMは破棄または再利用に備えて保管しておきましょう。
モバイルWi-Fiルーターを利用する場合
モバイルWi-Fiルーターは、レンタル専用の通信端末を利用し、スマートフォンやPCをWi-Fi接続する仕組みです。
設定作業がほとんど不要で、複数人で共有できる点が大きな特徴。グループ旅行や家族旅行に適していますが、ルーターの充電切れには注意が必要です。
出発の1〜2週間前を目安に、レンタル業者の公式サイトで予約します。受取方法は空港カウンターまたは宅配(自宅・勤務先)から選択可能です。
- GLOBAL WiFi…業界最大 200カ国以上に対応で利用者数8年連続No.1
- ZEUS Wi-Fi…業界最安値級 300MB/1日プランが330円から
- WiFiBOX…空港にある専用の貸出機からセルフで貸出・返却可能
出発当日に端末を受け取り、同梱されたマニュアルに従って動作確認を行います。SSIDとパスワードを紙で控えておくと、万が一の通信切断時にスムーズに対応できます。
電源を入れると自動的に現地の通信網に接続されます。スマートフォンのWi-Fi設定画面でSSIDを選択し、パスワードを入力すれば利用開始できます。
帰国後、指定の空港カウンターや郵送で返却します。
参考:ローミング利用時の注意点
ローミングを利用する場合、特別な設定は不要ですが、以下の点に注意してください。
- 利用開始前に「海外ローミング設定」を有効化しておく
- 契約キャリアの定額プランやデータ容量上限を必ず確認する
- 帰国後は不要なローミング通信を防ぐため、設定をオフに戻す
よくある質問

まとめ
海外でスマホを快適に使うためには、旅行のスタイルに合った通信手段を選ぶことが。eSIM・現地SIM・モバイルWi-Fi・ローミングは、それぞれメリットと向いている場面が異なります。
旅行タイプ別に簡単にまとめると以下のとおり。
- 短期旅行・複数国周遊:eSIM
- 長期滞在・コスパ重視:現地SIMカード
- 家族・友人グループ旅行:モバイルWi-Fiルーター
- ビジネス・手軽さ重視:ローミング
🚫オススメしない手段
- 現地携帯レンタル:通話中心でデータ通信に不向き
- フリーWi-Fi:不安定で安全性に欠ける
出発前には SIMロック解除・対応端末の確認・APN情報の準備など、基本のチェックも忘れないようにしましょう。
海外旅行は、ネット環境を整えるだけで 安心感と行動の自由度が大きくアップします。ぜひあなたに合った通信方法を選んで、快適で不安のない旅を楽しんでください。
あなたの旅が、安心とワクワクに満ちたものになりますように。

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