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【初心者向け】海外旅行先での移動はどうする?電車・バス・タクシー・配車アプリ徹底ガイド

この記事の想定読者
  • 海外旅行中の移動手段について知りたい方
  • 海外旅行先で移動中に気をつけるべきポイントを知りたい方

初めての海外旅行や、久しぶりの海外渡航では、「現地でどうやって移動すればいいの?」という不安がつきもの。国によって交通ルールや手段も違うため、日本と同じ感覚で移動しようとすると戸惑うことも少なくありません

この記事では、海外旅行先でよく使われる鉄道・バス・タクシー・配車アプリなど主要な移動手段の特徴をわかりやすく紹介。さらに、旅行スタイル別のおすすめの移動方法や、安全に使うためのポイントまでしっかり解説しています。

安心・快適に旅を楽しむために、ぜひ出発前にチェックしておきましょう!

目次

鉄道・地下鉄

都市部では、鉄道や地下鉄がもっとも安く・効率的に移動できる手段のひとつです。主要な観光地やビジネス街へのアクセスが良く、時間も読みやすいため、多くの旅行者に利用されています。

利用のポイント

鉄道・地下鉄利用のポイントは次の4つ。

鉄道・地下鉄利用のポイント
  • 切符の買い方
  • 乗り方・降り方
  • 路線図の見方
  • 時刻表と運行頻度

切符の買い方

駅の券売機や窓口で購入可能ですが、多くの国ではICカードを利用するのが一般的になっています。海外では券売機が現地語のみだったり、小銭しか使えない場合もあるため、購入に向けた準備をしておきましょう。

また、最近はApple PayGoogle Payを改札でタッチするだけで乗れる都市も増えてきました。ロンドン・シンガポール・ニューヨークなどでは、Visa・Mastercard等のタッチ決済カードを登録したApple PayGoogle Payを改札でかざすだけで乗車可能です。

体験談:私自身も、ニューヨーク旅行中はGoogleウォレットに登録したVISAカードを使って改札を通過していました。券売機に並ばずに済み、移動がとてもスムーズでした。

ガッツリ観光する方には、旅行者向けの1日乗車券フリーパスも人気です。観光名所の入場料が含まれたお得なパスもあるので、旅行先の国にどんなパスがあるのか調べてみましょう。

乗り方・降り方

自動改札のない国も多く、駅員のチェックや手動改札の場合もあります。日本のような丁寧なアナウンスがない場合もあるため、駅名の表示や電光掲示板を常に確認しましょう。

アジアの多くの国では、日本と同じように乗る時と降りる時の両方で切符を通したり、ICカードをかざすスタイルが主流です。

一方で、ヨーロッパでは改札そのものが設置されていない駅も多く、その代わりに車内で不定期にチケットの確認が行われる仕組みになっています。切符を持っていないと高額な罰金が科されることもあるので、チケットを無くさないように注意しましょう。

路線図の見方

現地語しか表記されていない路線図もあるため、出発前にGoogleマップや現地の路線図アプリをダウンロードしておくと便利です。ネットが使えなくなる緊急時に備えて、オフライン対応アプリもおすすめです。

時刻表と運行頻度

都市によっては夜間や週末の本数が少ないこともあります。最終電車や間引き運行の情報は、事前にチェックしておくのがベターです。

注意点

鉄道・地下鉄利用の注意点は次の3つ。

鉄道・地下鉄利用の注意点
  • スリや置き引き
  • 無賃乗車に注意
  • ストライキによる遅延・運休

スリや置き引き

混雑した車内では、バッグやスマートフォンは身体の前でしっかり管理を。背負ったリュックは前に抱えるのが基本です。

また、日本ではドア付近が人気の立ち位置ですが、海外ではスリの狙いどころになっていることも。出発直前のタイミングは、ドア付近に立つのは避けましょう

無賃乗車に注意

日本の鉄道とはルールが違うため、気づかぬうちに無賃乗車になってしまうことも。一部の国では自動改札がなく、「切符の打刻(バリデーション)」が義務付けられているケースがあります(イタリア・スイスなど)。これを忘れると、抜き打ち検査で高額な罰金を科されます。

特にヨーロッパは改札が無いことがほとんど。旅行先の鉄道・地下鉄の乗車ルールは必ず事前に確認し、違反が無いよう注意しましょう。

ストライキによる遅延・運休

ヨーロッパの一部地域では、鉄道会社によるストライキ(労働争議)が頻繁に発生します。特にイタリアやフランスでは、月に1度以上のペースで全国的な鉄道ストが行われており、観光シーズンや祝日にも影響を受けやすい傾向があります。フランスのSNCFやイタリアのトレニタリア、ドイツのICEなど、主要鉄道会社の長距離列車や都市内の地下鉄も含めて広範囲に影響が出ることがあります。

ストは直前に通告されることも多く、計画していた便が突然運休になるケースも。事前に現地の交通局やニュースサイト、鉄道アプリなどで最新情報を確認し、柔軟なスケジュール調整や代替手段を用意しておくのが安心です。

体験談:パリを訪れたときに、突然の反戦デモで地下鉄とバスが一時的に止まり、しばらくホテルに戻れませんでした。幸い、デモが比較的すぐに解散したのと、宿泊先が近かったため1〜2時間ほどで戻れましたが、駅はかなり混雑していました。
予定外の交通トラブルが起こることもあるので、スケジュールには少し余裕を持たせておくと安心です。

リムジンバス・シャトルバス

空港から市内やホテルまでを結ぶリムジンバスやシャトルバスは、初めての都市でも安心して利用できる移動手段です。大きな荷物を持っていても快適に移動でき、タクシーよりも費用を抑えられることが多いのも魅力です。

走行ルートが限られているため、滞在中の主要な移動手段にはなりませんが、空港⇔市内・ホテル間にはオススメの移動方法です。

利用のポイント

リムジンバス・シャトルバス利用のポイントは次の4つ。

リムジンバス・シャトルバス利用のポイント
  • 乗り方・乗車場所
  • 料金の支払い
  • 行き先とルート
  • スーツケース対応

乗り方・乗車場所

空港発のリムジンバスやシャトルバスは、「Limousine Bus」「Shuttle Bus」などの案内表示に従って進むと、到着ロビー付近の専用乗り場にたどり着けます。チケットは現地のカウンターや自動券売機で購入できますが、都市によってはオンライン予約が基本の場合もあります

一方、ホテル発着のバスは予約制が多く、出発前に時間や集合場所を確認しておくことが必要です。宿泊先のロビー指定されたピックアップポイントが集合場所になることが一般的で、予約後の案内メールに詳しい情報が記載されていることが多いため、事前にしっかり目を通しておきましょう。

料金の支払い

リムジンバスやシャトルバスの料金は、オンライン決済か現地払いが主流です。空港発着便では、事前にウェブサイトや旅行予約サイトでクレジットカード決済を済ませるのが一般的ですが、カウンターや券売機で現金・カード払いに対応している国もあります。

ホテル送迎タイプの場合も、予約時に支払い完了となるケースが多く、予約確認メールに決済情報やチケットの提示方法(QRコード・画面提示など)が記載されています。現地払いの場合は、乗車時にドライバーへ直接支払う形式もありますが、お釣りが出ないこともあるので小額紙幣やコインの準備があると安心です。

行き先とルート

リムジンバスやシャトルバスは、空港とホテル間を直結するルートが多く、乗り換え不要で初心者にも安心です。土地勘がなくても、目的地までスムーズにアクセスできます。

経由地の少ない直行型のほか、複数のホテルや停留所を巡るシャトル型もあり、観光スポットを通過するルートなら移動と観光を兼ねて利用することも可能です。

運行ルートや所要時間は、予約サイトや公式ページで確認できます。事前に確認して、スマートに旅をスケジューリングをしましょう。

スーツケース対応

リムジンバスやシャトルバスは、大きな荷物を持つ旅行者向けに設計されているため、スーツケースがあっても大丈夫。車両下に大型荷物スペースがあり、機内持ち込みサイズを超えるスーツケースでも問題なく預けられます。車内にも荷物棚が備えられている場合があり、荷物が少なければバス内に持ち込むことも可能です。

ホテル送迎タイプでは、ドライバーが積み下ろしをサポートしてくれるのが一般的。到着時もスムーズに移動できます。

注意点

リムジンバス・シャトルバス利用の注意点は次の4つ。

リムジンバス・シャトルバス利用の注意点
  • 発着時刻は固定
  • 停車地の確認
  • ストライキの影響
  • 乗車場所が分かりづらいことも

発着時刻は固定

リムジンバスやシャトルバスは定刻運行が基本。飛行機の遅延や入国審査が長引いたとしても、出発時間を柔軟にずらしてくれることは基本的にはありません。特に予約制の送迎サービスでは、時間に間に合わないと次の便まで数時間待つケースもあるため、余裕をもって行動するよう心がけましょう。

停車地の確認

巡回型のシャトルバスでは、複数のルートがあることも。自分の目的地がルートに含まれているか、似た名前のホテルと間違えていないかなど、事前のチェックが重要です。降り間違いを防ぐためにも、ホテルの正式名称や位置情報を確認しておきましょう。

ストライキの影響

ヨーロッパを中心に、バス会社や空港スタッフのストライキが発生することがあります。とくにイタリアやフランスでは、鉄道・空港・公共交通のストが同時に起こることもあるため、渡航前や当日は公式サイトやSNSで運行状況を確認しましょう。

乗車場所が分かりづらいことも

市街地発のシャトルバスでは、簡易なバス停やホテル前が集合場所になることも多く、案内表示が少ない場合があります。空港や駅でも、建物の外に乗り場があるケースや、深夜・早朝は人が少なく不安になることも。予約確認メールの地図や、Googleマップで場所を事前確認しておくと安心です。

路線バス(市バス・ローカルバス)

現地の人々が日常的に利用している公共バスは、安価で移動範囲も広い便利な交通手段です。ローカルの雰囲気を味わえるのも魅力のひとつ。現地の暮らしを体験してみたい方は、積極的に利用してみましょう。

利用のポイント

路線バス利用のポイントは次の3つ。

路線バス利用のポイント
  • 乗り方・降り方
  • 支払い方法
  • 路線・時刻表の確認

乗り方・降り方

バス停では進行方向に注意。右側通行の国では、反対車線側が目的地行きの場合もあります。乗車時は前方ドアから乗り込み、降車時はボタンや紐で合図を送るのが一般的です(自動で停まらない国も多数)。降りたい停留所の手前で合図するタイミングを逃さないよう、Googleマップや車内表示で現在地を確認しておくと安心です。

支払い方法

乗車時に小銭で運賃を支払う形式が主流で、おつりが出ないことも多いため、あらかじめ細かい現金を用意しておきましょう。ただ、主要都市では交通系ICカードの導入が進んでおり、カードをタッチするだけで乗車できる場合もあります。これらのカードはチャージ式で、地下鉄や鉄道と共通で使えることが多く、旅行中の移動を格段にラクにしてくれます。

最近では、QRコードや専用アプリ、クレジットカードのタッチ決済による支払いが可能な都市も増えており、スマートフォンだけで簡単に乗車できる場面も見られるようになってきました。対応方法は国や地域によって異なるため、現地の交通案内や公式サイトで事前に確認しておくのがおすすめです。

路線・時刻表の確認

事前に路線と時刻表をしっかり確認しておきましょう。特に海外では、停留所に時刻表が掲示されていないケースも多く、現地で迷わないためにもGoogleマップや交通アプリ(Moovit、Citymapperなど)を活用すると安心です

また、多くの都市では中心部と郊外でバスの系統番号や運行ルートが大きく異なるため、同じ路線番号でも全く別の方向に向かう場合があります。必ず乗車前に、バスの行き先表示やアプリ上の情報を確認し、自分の目的地が含まれているかをチェックしましょう。乗り間違いを防ぐためにも、目的地周辺の停留所名や下車タイミングも合わせて確認しておくと安心です。

注意点

路線バス利用の注意点は次の3つ。

路線バス利用の注意点
  • 言語の壁
  • 誤乗・下車ミス
  • 混雑や遅延

言語の壁

現地語しか通じないことが多いため、地図アプリや翻訳アプリを活用して備えましょう。英語があまり通じない地域では、目的地の地名をメモやスクショで見せるのが有効です。

誤乗・下車ミス

案内表示や車内アナウンスがない場合も多く、次の停留所を見逃しやすいです。アプリの位置情報を使って降車タイミングを把握しましょう。

混雑や遅延

通勤時間帯や観光エリアではかなり混み合うことも。遅延が日常的な国や都市では、時間に余裕をもって行動するのが基本。

また、混雑時はスリ被害も起こりやすいため、貴重品は体の前で管理しましょう。

タクシー

目的地まで直接連れて行ってくれるタクシーは、荷物が多いときや深夜早朝の移動、言語に不安があるときに便利な手段です。

他の移動手段に比べて高くなることが多いですが、上手に利用して、快適な旅を目指しましょう。

利用のポイント

タクシー利用のポイントは次の3つ。

タクシー利用のポイント
  • 乗り方
  • 支払い方法
  • 行き先の伝え方

乗り方

ホテルやレストランで呼んでもらうのが最も確実で、安全性も高いです。空港や駅にある公式乗り場を使えば、営業許可のあるタクシーに安心して乗れます。

路上で拾う場合は、車体がきれいで「TAXI」や「For Hire」といった空車サインが出ているか、運転手が名札などを身につけているかをチェックしましょう。

支払い方法

乗車時には、必ずメーターが作動しているかを確認してください。動いていなければ「Please use the meter」とひと言伝えるのが◎。

現金払いが主流な国が多いため、少額紙幣や小銭を用意しておくと安心。クレジットカード対応のタクシーも増えていますが、手数料がかかる場合もあります。心配な方は、乗車時に支払い方法を確認しておきましょう。

行き先の伝え方

英語や現地語での発音が難しい場所は、住所を紙やスマホに表示して見せるのが確実です。漢字圏(中国・台湾・韓国など)では、目的地を紙に書いて渡すとスムーズなことも。あらかじめGoogleマップで目的地とルートを調べておけば、万が一の遠回り対策にもなります

注意点

タクシー利用の注意点は次の3つ。

タクシー利用の注意点
  • ぼったくり・遠回り
  • 乗車拒否
  • 安全対策

ぼったくり・遠回り

観光地では特に、正規のメーターを使わず高額請求をするタクシーに注意。メーターが使われているか必ず確認を。事前に「メーターを使ってください(Please use the meter)」と伝えるのも有効です。

わざと遠回りする、といったトラブルにも要注意。あらかじめ目的地の位置関係を頭に入れておくのがおすすめです。

乗車拒否

海外では渋滞エリアや短距離移動だと、乗車拒否をされることがあります。特に観光地や深夜帯では要注意。対策としては、UberやGrabなどの配車アプリを活用するのがおすすめ。ルートと料金が事前に分かり、トラブルも少なめです。

安全対策

夜間は信頼できる会社のタクシーを選び、ドライバーのID表示やナンバープレートを記録しておくと安心です。ホテルや空港のスタッフに呼んでもらうのも安全性が高まります。無許可タクシー(白タク)は絶対に避けましょう

配車アプリ(Uber・Grab など)

海外では、タクシーよりも安心・簡単に使える手段として配車アプリ(ライドシェア)が急速に普及しています。目的地・料金が事前に確定するため、言葉の壁を気にせず利用できるのが大きな魅力です。

利用のポイント

配車アプリ利用のポイントは次の4つ。

配車アプリ利用のポイント
  • 主要アプリ
  • 使い方の基本
  • 英語が苦手でも安心
  • 支払いはキャッシュレス

主要アプリ

利用する国・地域によって、対応する配車アプリは異なります。代表的なアプリには、Uber(アメリカ・ヨーロッパ)Grab(東南アジア)Lyft(アメリカ)、DiDi(中国・ラテンアメリカ)などがあります。渡航先に対応したアプリを事前にインストールしておきましょう。

現地到着後、スムーズに利用するためにも、アカウント登録支払い方法の設定までは日本で済ませておくのがオススメです。

体験談:ベトナム旅行時にはGrabが大活躍。ぼったくられることも無く安心&快適。買い物を依頼することもでき、ホテル周辺に何も無かったので、夜中にコンビニで水を買って届けてもらいました。

使い方の基本

配車アプリ利用手順
  1. アプリをダウンロード・アカウント登録
  2. 支払い方法(クレカ・Apple Payなど)を設定
  3. ピックアップ場所と目的地を入力
  4. 料金確認 → 配車リクエスト
  5. 乗車 → 到着後はアプリ内で自動決済

アカウント登録・支払い登録完了後は、アプリで乗車場所と目的地を地図上で指定し、配車リクエストを送るだけ。ドライバーの名前・車種・ナンバーが表示され、到着までのルートも追跡できます。予約やルート入力もアプリ内で完結します。

英語が苦手でも安心

目的地はアプリ上で事前入力されるため、ドライバーと直接会話する必要はほとんどありません。乗車中も言語に頼らず利用できるため、英語が苦手でもスムーズです。乗車時・降車時に、現地語で挨拶できると◎(こんにちは・ありがとう等)

支払いはキャッシュレス

クレジットカードやPayPal、Apple Payなどの事前登録で自動決済が可能。現地通貨の用意や現金のやり取りが不要で、レシートもアプリ内で確認できます。チップもアプリ内で簡単に設定でき、現地通貨を用意する必要がありません。

注意点

配車アプリ利用の注意点は次の3つ。

配車アプリ利用の注意点
  • ピックアップ場所の指定ミスに注意
  • ネット環境が必須
  • アプリが使えない国・都市もある

ピックアップ場所の指定ミスに注意

空港では専用乗り場がある場合もあるため、アプリの案内表示をよく確認しましょう。交通量の多い場所や一方通行エリアでは、正確な乗車場所を指定しないとドライバーと合流できないことも。目印や建物名を使って位置を調整しましょう。

体験談:ベトナムの空港で配車アプリを使ったとき、利用者が非常に多く、どの車が自分の予約した車か分からず、ドライバーと合流するまで20分以上かかってしまいました…。事前に車のナンバーや車種、ドライバー情報をきちんと確認しておきましょう

ネット環境が必須

アプリの操作やドライバーとの連絡には、インターネット接続が必要です。現地SIMeSIM海外ローミング(例:ahamoなど)の準備を忘れずに。配車中の通信切断には要注意。

アプリが使えない国・都市もある

一部地域では、配車アプリが法律で制限されていたり、サービス提供が行われていない場合があります。渡航前に対象アプリの公式サイトで、提供エリアを確認しておきましょう。

旅行スタイル別 おすすめの移動手段

旅の目的や同行者のタイプによって、向いている移動手段は異なります。ここでは初心者・観光重視・出張・家族連れなど、代表的な旅行スタイルに合わせたおすすめの移動方法をご紹介します。

初めての海外旅行・語学に自信がない人

おすすめ移動手段
  • リムジンバス
  • 配車アプリ
  • ホテル送迎

理由:トラブル・乗車ミスが起こりにくい、会話が不要

空港〜ホテル間は、迷わず移動できるリムジンバスホテル送迎が安心。事前に日本で手配を済ませておけば、現地で難しい会話をする必要がありません。

街歩きや観光時には配車アプリを活用すると、タクシーよりも価格が明瞭で、交渉やトラブルを避けられます。

路線バスや地下鉄は難易度が高いこともあります。慣れてきたら、事前にルートと利用方法を調べて挑戦してみましょう。

観光をメインに楽しみたい人

おすすめ移動手段
  • 鉄道・地下鉄
  • 路線バス

理由:お得に回れる、移動中も観光になる

市内観光や名所めぐりには、定額フリーパスやICカードが便利&お得です。中には観光名所の入場料がセットになったパスもあります。

地下鉄やバスのルートは、Googleマップなどのナビアプリを使えば簡単に検索・活用できます

また、公共交通機関は現地の人々の暮らしに密着した移動手段地元の空気を肌で感じながら移動できるのも、旅の魅力のひとつです

出張やビジネス目的の短期滞在

おすすめ移動手段
  • 配車アプリ
  • 鉄道
  • タクシー(クレカ対応)

理由:時間のロスが少ない、移動中も仕事が可能

出張やビジネス滞在では、スムーズな移動がカギ。移動時間のロスを減らしたい場合は、事前決済できる配車アプリ(UberやGrabなど)を利用すると効率的です。到着後すぐに車を手配でき、会計もキャッシュレスで完結します。

都市部での移動には、地下鉄や都市鉄道も有効な手段通勤ラッシュを避けた時間帯を選べば、比較的スムーズに移動できます

タクシーを使う場合は、正規のタクシー乗り場から乗車し、クレジットカード対応の車両を選ぶと安心です。レシートも発行できるため、経費精算時にも便利です。

家族連れ・荷物が多い人

おすすめ移動手段
  • リムジンバス
  • タクシー
  • 配車アプリ(バンタイプ選択)

理由:大きな荷物でも安心、大人数でも移動が快適

家族旅行や大きな荷物がある場合は、安全性移動の快適さがポイントベビーカーやスーツケースを持っている場合は、広めの車内スペースが確保できるバスやタクシーが安心です。

配車アプリでは、「XL(バン)」タイプの車両を選べることが多く、人数が多くてもゆったり移動できます。チャイルドシート対応の車両がある地域もあるため、事前に確認しておくと安心です。

公共交通機関を使う場合は、駅や乗り換え経路に階段が多いこともあるため、バリアフリー情報を事前にチェックしておきましょう。

移動中のトラブルを防ぐためのポイント

海外での移動中は、言葉の壁や文化の違いにより、思わぬトラブルに巻き込まれることも。以下のような基本の対策を押さえておけば、安心して現地の交通機関を利用できます。

防犯・安全対策

移動中の防犯意識は旅の基本です。とくに混雑した電車やバスでは、バッグは前に抱えるのが鉄則。リュックのまま背負っていると、知らないうちに開けられてしまうリスクがあります。また、スマホを手に持ったまま操作するのも避けましょう。不意にすれ違った人に奪われる可能性があります。

さらに、観光地や空港・主要駅周辺ではスリや置き引きが多発しています。荷物のファスナーを開けられたり、椅子の下に置いたバッグがそのまま持ち去られたりするケースも。貴重品はセキュリティポーチや内ポケットに分散して収納し、常に身体から離さない意識を持つことが大切です。

正規サービスの利用を徹底

移動手段は、信頼できる正規ルートを利用することが安全の基本です。タクシーを使う場合は、空港・駅・ホテルなどにある正規の乗り場から乗車するのが鉄則。客待ちをしている流しのタクシーの中には、無許可営業や法外な料金を請求するケースもあるため、安易に乗らないようにしましょう。

また、配車アプリを使う予定がある場合は、必ず出発前に公式ストアからインストールし、アカウントを作成しておくことをおすすめします。現地で評判の良いアプリを事前に調べておけば、スムーズかつ安心して利用できます。

アプリ・地図・チケットは事前に用意

移動をスムーズにするために、必要なツールやチケットをあらかじめ準備しておくのがポイントです。海外では通信環境が不安定になることもあるため、Googleマップのオフライン機能「MAPS.ME」などの地図アプリを事前にダウンロードしておくと、現地でも迷わず移動できます。

また、ICカードや公共交通の乗車アプリは、到着直後から使えるように、空港での購入・チャージ・初期設定を済ませておくと安心です。都市によっては、アプリからチケット購入や経路検索ができる場合もあります。

さらに、夜間の運休や週末の本数減少など、時間帯によって運行スケジュールが変わることもあります。アプリで最新情報をチェックしておきましょう。

言葉の壁に備える

海外での移動中は、言語の違いによるコミュニケーションの不安がつきもの。乗車時や降車時に備えて、目的地の名前や地図、行き先のスクリーンショットをスマホに保存しておくと、現地の人に視覚的に伝えられます。また、翻訳アプリ(Google翻訳など)をインストールしておくことで、簡単な会話や案内表示の解読にも役立ちます

配車アプリを使う場合、ドライバーとのチャットに自動翻訳が使えることもあります。出発前に機能の有無を確認しておけば、言語が通じにくい地域でもスムーズに利用できるでしょう。

まとめ|自分に合った移動手段で、快適な海外旅行を

海外旅行では、目的地や旅のスタイルに応じて移動手段を使い分けることで、旅の快適さや安心感が大きく変わります。

鉄道・地下鉄やバスはコストを抑えて移動できるうえ、現地の生活を感じられるのも魅力。一方で、荷物が多いときや時間を優先したいときは、リムジンバスやタクシー、配車アプリの活用が便利です。

また、スリやぼったくりなどのトラブルを防ぐには、防犯意識や正規サービスの利用が欠かせません。オフラインでも使える地図や交通アプリを事前に用意し、言語の壁への備えも忘れずに。

それぞれの交通手段にはメリット・注意点があり、旅の目的や同行者(家族連れ・出張・観光中心など)に応じた選択がポイントです。この記事を参考に、あなたの旅にぴったりな移動方法を見つけて、安全で楽しい滞在を楽しんでください。

あなたの旅が、安心とワクワクに満ちたものになりますように。

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この記事を書いた人

TABITOです!
普段は会社員、休みを見つけては海外や国内をゆるく旅しています。街歩き・ローカルご飯・旅行準備のリアルなコツをブログでまとめています。

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